東北旅行まとめ~松尾芭蕉な旅に行ったこと①
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」
お題投稿期限も迫って来たということで、この夏の旅行で撮影した写真をどどっと載せていこうかななんて思います。
夏の講義の合間を縫って、久々の家族旅行に行ってきました。
以前は、旅行で撮った写真はfacebookのアルバムにまとめていて、写真に詳しい友人なんかからコメントをもらって参考にさせてもらったり・・・などしていたのですが、最近、周囲の人たちのfacebook離れが起こっているような感覚もあり。
まとまった文章と一緒に写真を載せられる方が、記録として自分であとで見返した時にも分かりやすくても面白いのかもしれない!と思ったので、初の旅行振り返りブログを書いてみるよ。
平泉編
1日目。
まずは平泉エリアから。世界遺産登録されているさまざまな史跡を巡って歩きました。
毛越寺
奥州藤原氏、2代の基衡から3代秀衡の時代に主に造営されたという毛越寺。
恥ずかしながら、日本史の知識が不足気味な私は、今回初めて知った場所でした(汗
建物のほとんどは残念ながら失われていました。
しかし、「○○跡」といった看板と、当時の復元図を見ながら想像をふくらませるというのもまたロマンがあります。
印象的だったのは、平安時代の遺構である、「遣水」がそのままの形で残っていたこと。(これは、歴史の資料集で見た記憶がかすかにあるぞ!)
平安時代からそのままの形で残っているというのは、全国的に見ても非常に貴重であるようです。
そして、なんといっても、この浄土庭園の美しさです。
浄土(仏の世界)を地上に再現したとのことです。平安時代の人々は、さまざまな世の苦しみを憂えながらも、この美しい景色に心安らいでいたのかもしれません。
水面に青空が映えていて、とても綺麗でした。
朝一で行ったこともあり、人も少な目で、ゆったりとした時間が流れていました。
中尊寺
毛越寺でかなり楽しんで時間をとってしまったのですが、ここからが有名どころ(?)なのではないでしょうか。金色堂で有名な中尊寺です。
金色堂までの道のりは、なかなか遠かった…場所によってはかなりの上り坂です。
金色堂概観はこちら。
残念ながら、撮影はNGで、ガラス越しでの見学でした。
金で作られたものばかりですので、すべてがまばゆく輝いているのはもちろんですが、
きらきらしている中にも繊細な装飾が施されていること、
仏教世界が細かく表現されていることが印象的でした。
言葉だと上手く言い表せないので、写真が撮れないのが悔しい所です…でも、保全のためですから、仕方ないですね。
大切に後世に残っていきますように。
高館 義経堂
「義経終焉の地」とのことで、頼朝の圧迫に耐えかねた泰衡に襲撃された義経が、妻子とともに自害した場所。
『義経がチンギス・ハンになった説』もわりと好きなのですが(笑)
確かに、この場所はどこか哀しみが漂うような静けさがありました。
また、ここには松尾芭蕉の句碑もあります。
芭蕉は、こんな景色を見ながら、俳句を詠んだのかもしれません。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
番外編
ホテルは仙台にとってあったので、移動~
お寿司が感動的においしかった。やきさば寿司最高!
東京でこのレベルのお寿司は、こんなリーズナブルにいただけないよ~という価格帯だったのも、良かった。
明日の②に続く。